『2025年秋の黒酢仕込み』
ようやく鹿児島の秋の気温になってきました。
朝晩涼しくなってきており、全くまだ紅葉の色合いがありませんが。
もう少しで黒酢の仕込みシーズンも終わりになります。
今回は、通常の黒酢の仕込みです。
200年以上前から続くかめ壺露天醸造法にて
かめ壺に、1本1本、原料である蒸玄米、米麹、地下水を入れて仕込みを行っていきます。
そこから1年以上発酵、熟成させて自然発酵の黒酢が出来上がっていきます。
一般的なお酢、黒酢は、室内でタンクにて醸造しますが、鹿児島の黒酢は屋外で醸造します。
期間が倍以上かかるため管理も大変ですが、
その分、アミノ酸、5-アミノレブリン酸、Ð-アミノ酸など栄養豊富な黒酢に仕上がっていきます。
これから寒くなり、より風邪やインフルエンザになりやすい季節になってきます。
免疫力を高めたり、疲労回復には最適な調味料になるので
ぜひ多くの方に健康のために色々な料理で少しずつ体に取り入れて頂きたいです。
鹿児島黒酢仕込み風景『春最後の黒酢の仕込み作業』
鹿児島黒酢・甕酢風景『日向当帰(日本山人参)酢の仕込み』
今日の鹿児島霧島市は雨模様
久しぶりに涼しく感じます。
ただジメジメはしてますが(笑)
日向当帰(日本山人参)酢の仕込みは黒酢の仕込みとは少し違います
黒酢は、米麹と蒸米と地下水を入れて造りますが、
日向当帰(日本山人参)酢は蒸米を入れず代わりに素材を入れます。
これまでもいろいろな素材を発酵させていますが、
素材により発酵速度や発酵の仕方が違いとても興味深いです。
もちろん、栄養価も素材により全く違いますが、
基本的な栄養素である有機酸、アミノ酸は必ず含まれています。
上薬と江戸時代のころは言われていた日向当帰(日本山人参)
味は苦いですが、そうです
良薬は口に苦しということで身体に効く感じがします。
当然農薬なども一切使用しないので安心です。
そのままだとただ苦いのでベリー果汁などを入れて神の恵みという商品で販売していますが。
やっぱり飲みやすくないと続けるのは難しいですので。
お砂苦手な私でも飲めます。














